海岸で目を覚ましたトミーは、偶然通りかかったヘイドックに、デニムが爆弾を持った危険人物だと話す。ヘイドックはトミーを自宅に連れて行き、牛乳を飲ませた。ところが隣の部屋にギルバート・ワージングが監禁されていた。まもなくトミーの身体に異変が。ヘイドックはNの手下だった。パスポートが証 […]
タペンスがカーン少佐に自分の正体を明かし、ソ連のスパイNを捜しに来た、と白状すると、カーンは、Nに積年の恨みがあり復讐するつもりだと打ち明ける。そこでタペンスはNの正体が書かれた手紙を見せるよう頼むが、彼がその気になった瞬間トミーが突入し、チャンスが台無しに。2人は宿泊客全員が参 […]
養蜂をあきらめ、カツラ販売を始めたトミーは、叔父のカーターからある指令を受ける。オペラ劇場でハリソンと言う諜報員に会い、伝言を聞くと言うもので、最高機密のため、タペンスにも話せない依頼だった。劇場で出会ったハリソンから、トミーは必至で伝言を聞いていたが、話の途中でハリソンが心臓発 […]
一味に拘束されていたトミーは、陸軍の極秘ファイルを盗み出すことを条件に解放される。寝返りを疑われたトミーは、情報部に呼ばれ厳しい追及を受けるが、一味が「砂の城」と言う地名を話題にしていたとの情報に空気は一変、歓迎ムードに。彼はスキを見て記録保管室へ向かうがタペンスが邪魔に入る。し […]
メイドとしてオペラ歌手リタの家に潜入したタペンスは、うまくラッキーをごまかし難を逃れる。その時、リタのファンであるピールが訪ねて来る。ラッキーは『アメリカの友人』に近づくためだと言ってリタに小さな包みを渡し出て行った。一方、トミーはソーホーの覗き小屋で、ブラウンの手下ドレナンと間 […]
トミーとタペンスは、女王蜂を買いにパリを訪れた帰りの列車で、何か訳ありらしい若い女性と乗り合わせる。その女性が食堂車へと席を立った後、銃声が聴こえ、車内が騒然となる。そのまま女性は戻らず、座席に残された本には「ジェーン・フィン」という署名が書かれていた。それから2週間、タペンスは […]