ワンダーウーマンとワンダーガールがハリウッドにやって来た。しかも絶好のタイミングで! なぜならハリウッドでは、戦争の士気高揚のため英雄たちの功績を描く映画の撮影中に、その英雄たちが敵国スパイによって拉致されそうになっていたからだ。
軍による家畜盗難被害食い止め策も空しく、ワンダーウーマンは囚われた上、不思議な力を持つベルトも失ってしまう。だが予想もしないところから助けが――ちびっ子カウボーイとなった戦争孤児たちが現れた!
アルゼンチンの科学者が、ゴムを鋼鉄と同じ強度にする技術を開発する。それは連合国の勝利を後押しする発明だった。その技術が敵の手に渡らないようにするため、スティーブとワンダーウーマンは奮闘するのだが…。
別の惑星からの訪問者がナチスに捕らえられ、ワンダーウーマンは彼を救出しようとする。そして彼は、この出来事から地球の運命についての重大な判断を下す。
戦時における事件が立て続けに起こり、ワンダーウーマンは別の惑星からの訪問者と対面する。その訪問者が地球へやって来た理由は、地球が破壊すべき惑星か、それとも救う価値のある惑星かを見極めるという使命を果たすことであった。
経済を破壊するナチスの非道な陰謀! それは、偽造した紙幣をアメリカ内に流通させ、金融監督官を本物そっくりのスパイとすり替えるという計画だった。
絶体絶命! ある発明家の地震装置を手に入れようとする悪人が、なかなか捕まらない。さらに、その男は感染力の強い恐ろしい腺ペストの保菌者だということが発覚し、一刻を争う事態に陥る。
大サーカスのショーが大きなトラブルを引き起こす? 敵はサーカスの怪力ゴリラを密かに訓練していた。アメリカの貴重な情報源となる人物を捕まえるため、そのゴリラはゴーサインを待っていた。
ドルシラは、自分を拉致した者たちにうっかり故郷の島について詳しいことを話してしまう。一方ナチスは、ドイツ帝国のためにフェミナムを奪取しようと、未知の島に足を踏み入れる計画を練り始める。
ワンダーガールの登場だ!ダイアナの妹ドルシラがパラダイス島からやって来る。だがドルシラは、謎の物質フェミナムの出所をつかもうと躍起になっているスパイたちに拉致され、戦争の策略に巻き込まれてしまう。
各地で行われる美人コンテストは、兵士たちにとっては士気を鼓舞してくれるもの…。そしてワンダーウーマンことダイアナにとっては、最近の連続破壊事件の真相を探る絶好の機会だった。
ワンダーウーマンが2人もいることを、世界は受け入れられるだろうか? その内の1人がナチスのスパイで、アマゾン族の本当のヒロインであるダイアナを捕まえ、ヒトラーの支配民族創出計画のために彼女の秘密を暴こうとするならば? そんなことは絶対に許されない!
スズメバチの巣に飛び込んだように、スパイに囲まれたら刺されるのは時間の問題! ワンダーウーマンは、敵に加担した疑いをかけられたスティーブを助けようとするが、魔法の投げ縄がナチスの手に渡ってしまい、ますます困難に陥る。
世界が彼女を待っている! 冒険に満ちた「ワンダーウーマン」シリーズの出発点。ワンダーウーマンが、未知の島である故郷を発ち、悪との戦いに加わる経緯やきっかけとなる出来事が描かれる。