ピートは新たな顧客を開拓するが、その広告のコピーをペギーが担当することになり、不満を募らせる。ドンの家では、夫への不信感が募ったベティが孤独と寂寥感に苛まれていた。一方、ドンはプレゼンで家族のスライド写真を眺め、家族に思いを馳せる。
大統領選挙の日、オフィスはニクソンの勝利を確信し、お祭り騒ぎとなる。共同経営者に昇格したドンに自分の昇進を願い出たピートは、以前、ドンに届いた小包の中身を見たことを示唆する。それを聞いてドンは、かつて志願兵として朝鮮戦争に参加した過去を思い出す。
ロジャーは一時退院するが、会社で再び発作を起こし病院に運び込まれる。そんな状況から、バートラムはドンに共同経営者にならないかと打診する。ドンは、ペギーに女性向けの減量器具の試用レポートを課し、売り出すコピーを手伝わせる。
レイチェルが、メンケンズ百貨店の改革プランに釈然としない父親を連れて、ドンのもとを訪れる。ドンは、敢えて辛辣な言葉を使い父親の説得を試みる。ロジャーはオーディションで知り合った双子のモデルを部屋に連れ込んで楽しんでいたが、心臓発作を起こし・・・
大手広告代理店がドンを引き抜くために高額な年俸を提示し、さらに、ドンの妻ベティをCMモデルに誘いドンの引き抜きを確かなものにしようとした。元モデルだったベティは、専業主婦に飽き足らないものを感じ、モデルの仕事に意欲を示す。
ある朝、ペギーは早朝出社し、ピートと顔を合わせてしまう。2人は人気の無いオフィスで愛を交わすことに。ペギーが初めて手掛けたコピーは、ドンのプレゼンにより、口紅のクライアントの広告に採用される。その夜、会社の面々は、成功を祝ってバーに繰り出し・・・
ある晩ドンは、ロジャーを自宅に招待する。妻のベティは、ロジャーに愛想良く振る舞っていたが、酔ったロジャーは、ドンが席を外した隙にベティを誘惑しようとする。
イスラエル政府の広告を依頼されたドンは、アドバイスを仰ぐという建前で、ユダヤ系であるレイチェルをランチに連れ出す。ドンと距離を置いていたレイチェルだが、久しぶりに会ってドンへの想いを再確認する。
広告業界の栄誉ある賞を受賞し、周囲から称賛を受けていたドンに「弟」だと名乗るアダム・ホイットマンという男が訪ねてくる。ドンは渋々事実を受け入れるが・・・・
妻のトゥルーディに高額なマンションをねだられたピートは、やむを得ず義理の父から借金をすることに。その頃、コピーにクレームをつけられたドンが悩んで間に、ピートが勝手に自分のアイデアを売り込んでしまう。そして、そのことがドンの逆鱗に触れてしまい・・・。
ある日、電車の中でドンを"ディック・ホイットマン"と呼ぶ男が現れる。別名で呼ばれたドンは、動揺を隠せない。その週末、ドンの自宅では娘の誕生パーティーが開かれる。ベティの頼みで、ドンは店にケーキを取りに向かったまま・・・。
専業主婦であるドンの妻ベティは、時折起こる手の震えに悩まされていた。ある日、車の運転中に症状が出てしまい事故を起こしてしまう。精神科医のカウンセリングを受けるよう勧められたベティは、ショックを受けつつも、ドンに相談し治療を受けることに・・・。