ジャックが暗殺され、アメリカは大きなショックと悲しみに包まれる。暗殺犯として逮捕されたオズワルドは、移送中に射殺されてしまう。このことにより、ジャックの暗殺にはさまざまなが残ることになる。ジャックを支えてきた弟ボビーは「自分が多くの敵を作ってきたために、兄の死を招いた」と自責の […]
1963年11月22日、再選に向けて選挙活動中のジャックは、妻ジャッキーとともに、ジョンソン副大統領の地元テキサス州を訪れていた。ダラスでは大勢の市民が大統領のパレードが始まるのを待っている。そのなかに、銃の手入れをする一人の男の姿があった…。そのころボビーは、ある問題に対処して […]
1962年10月、ソビエト軍が、キューバ国内に攻撃用ミサイル基地を建設していることが判明。ジャックは、テレビ演説でアメリカ国民に事実を知らせ、ミサイルの発射が確認された場合は、ただちにソビエトに全面的報復を行うと宣言する。第3次世界大戦を予感させる国際問題を前に、ジャックたちは、 […]
1962年、ミシシッピ州の公立大学が、黒人学生の入学を拒否するという人種差別事件が起きる。入学を認める連邦裁判所の命令が出たにもかかわらず、州知事バーネットは州法を盾に断固として拒否。ジャックは事態を憂慮して知事の説得を続けるが、地元の白人住民も知事を支持して大学に集まり、暴徒化 […]
1960年、選挙戦の最中に父ジョセフはシカゴにいた。旧知の歌手フランク・シナトラ、マフィアのボスであるサム・ジアンカーナと会うためだ。ジャックの票固めが目的のこの会合が、後に暗い影を落とすことになる。大統領就任後、最初の夏。ジャックは、長年にわたって患っている背中の痛みにアジソン […]
1960年、次期大統領ジャックは閣僚の選任を進める。父ジョセフが司法長官に弟ボビーを推すが、ジャックは、身びいきだと批判されることを恐れる。しかし結局、ボビーは長官に就任。FBI長官フーバーが強く反発する。大統領就任から3か月、ジャックは亡命キューバ人ゲリラによるカストロ政権打倒 […]
1946年、ジャックは連邦下院選に出馬し、政治家の第一歩を踏み出そうとする。しかし、口下手で演説が不得手なジャックは、遊説に出かけても有権者の心をつかみきれない。だが、戦没兵士の母たちの会で、起死回生の演説を行う。1951年、下院議員のジャックと新聞記者ジャッキーはパーティーで出 […]
1960年、アメリカ大統領選挙の投票日。民主党の大統領候補、43歳の“ジャック”ことジョン・F・ケネディが、この日にたどり着くまでには、ケネディ家の人びとの長い苦難の道のりがあった。1940年、アメリカ屈指の資産家で駐英大使のジョセフ・P・ケネディは次期大統領の座を狙っていた。し […]