危うい立場のバーカーが、誰と帰るか決めた矢先、証人となるはずの人物が…。そんな中、ダヴが協力を決断すると、バーカーは、やっと"レッド・ガントレット"について語る。戻れない道を共に歩み出した2人を待ち受けているものは、果たして…。
偽札を刷る原版の出処を捜査するバーカー。大金を発信器付きの鞄に詰め、原版を買う取引に臨む。だが、階下で音声を録音していたダヴが駆けつけると、バーカーの前には射殺体が…。局内は、姿を消したバーカーを追跡する体制に。ダヴは誰を信じるべきなのか?
コンラッドの元相棒を惨殺したギャング一家、ドーアティ。ボスは2年前に死んだが、息子2人が跡を継いでいる。ダヴが兄の元に潜入し、バーカーは弟に取引を仕掛けることに。一方で、"レッド・ガントレット"の件は語らないバーカーを、ダヴは追うのだが…。
シカゴで高額闇ポーカーのゲームが開催。資金洗浄に関係し、FBIに情報提供を約束した英国人キャリックや、正体不明の殺し屋エゼキエルが参加するという。賞金がかけられているキャリックを守り、エゼキエルを逮捕するため、バーカーたちもゲームに潜り込む。
NY支局から、事件解決率97パーセントを誇るマイケルズがやってくる。中国のスパイだったクォがアメリカ側に転向し、シカゴでも機密流出があると話したためだ。ミサイルの情報がシカゴ大の教授から流れているとの疑いから、ダヴがその教授を監視するのだが…。
警官オーエンズが拉致され、行方不明に…。ダヴは警官のフリをして、オーエンズの相棒に近づく。一方、バーカーは、警官失踪と関係があるとの噂がある、ナバーロの組織に潜り込む。かつて"アパッチ"という名で潜入し、はまり過ぎた役に戻ったのだ…。
バーカーたちの目の前で、逮捕しようとした相手が"自転車とパイプ爆弾"の餌食に。バーカーの同期であるオーランドが得意な手口だった…。彼は、殺人をも請け負うと噂の警備会社に潜入した後、連絡が途絶えていた。顔を知られていないダヴが潜入を試みる…。
バーカーがFBIの同僚であり友人のサラからの電話で、証人を保護していた隠れ家に向かうと、そこには惨事が広がっていた。サラを含む5人が命を落としてまで守った女性メイナンは無事で、国家核安全保障局の公聴会まで、バーカーたちが護衛することになる。
胸を一突きされたホームレス2人の遺体が、救護施設近くの裏道で相次いで発見される。実は、2人ともイラク戦争から帰国後にホームレスになった退役軍人だった。マスコミに騒がれて問題にならないように、バーカーたちに、内密での捜査が要請される…。
ダヴの元に、刑務所を出所した兄、ウィルが、7年ぶりに突然現われる。一方、何者かが、ある少年を謎のウイルスに感染させる。母親は、病名を知るために犯人の指示に従おうとするが…。そんな中、バーカーは子供への思い入れを見せ、助ける約束を少年にする。
売春宿から逃げ出した女性が、貴重な証言を残し、死亡する。ローマン・ベトレスクという男が、女性を騙し、東欧からアメリカに連れてきているという。彼は、領事館に勤める父を持ち、有名大学を出ていた。高飛びを防ぐため、バーカーとダヴが密かに動き出す。
売り手の正体が不明の麻薬が、シカゴに大量に運び込まれるとの情報が入る。取引現場での逮捕と麻薬の押収を狙い、2人は地元の大物ドラッグ・バイヤーに近づこうとするが…。一方、既にダヴがはっきり協力を断った任務について、ある人物が説得に現われる。
FBIシカゴ支部の潜入捜査官チャールズ・バーカー。型破りで強引だが、FBIでもトップクラスの優秀な捜査官だ。そんな彼のパートナーは新人捜査官エリス・ダヴ。過酷な任務に挑むため、バーカーはダヴを現場で鍛えるが、さらに過酷な現実が2人を待っていた。
