すべてを投げ打ってパナマまでマイケルを追ってきたマホーン。彼はマイケルの持つ金と船を奪って、逃亡しようと目論んでいた。謎の男の命を受けたキムは、マホーンの裏切りを阻止しようとし銃撃戦となる。兄弟はそのどさくさに紛れて逃亡を図り、無事ヨットにたどり着く。出航しようとしたその時、現れ […]
パナマシティでマイケルに再会したスクレは、「ティーバッグのことを伝言板に残してない」と言い、マイケルはこれがFBIの罠だと直感する。しかしなんとしてもティーバッグを刑務所に戻したいマイケルは、尾行して追い詰めると1対1の対決を挑む。一方、マホーンに逮捕され裁判で有罪が確定しつつあ […]
大統領の突然の辞任で、リンカーンの無実を晴らす手立てを失ったマイケル。残された最後の道、それは"姿を消すこと"だった。兄弟はパナマへ向かう船へと乗り込み、知らせを受けたサラもマイケルと運命を共にすると伝える。しかし、埠頭へ向かう途中でサラはマホーンに拘束されて […]
正攻法ではもはや打つ手がないと知ったマイケルは、録音データをネタに大統領から恩赦をもらう計画をたてる。遊説中の大統領に近づくと「録音データを持っている」というメモを握手する振りをして大統領に渡すが護衛官に取り押さえられてしまう。
録音データを聞いいたマイケル、リンカーン、サラは驚愕の内容に愕然とするが、政府内の信用のできる有力者に渡し公表できるように画策する。しかし、録音された日付がないため法廷では証拠として採用するのは難しい、と告げられる。
ティーバッグはホランダー親子を拉致すると、自分の生家へ連れていく。そこは何年も人が住んでいない廃屋だったが、そこで"家族"として新しい生活を始めたいと狂気の目でホランダーに打ち明ける。一方、サラの父親が残した鍵はシガークラブの貸金庫のものだった。中から出てきた […]
マイケルたちと合流したサラはケラーマンを見て激しい拒絶反応を示す。が、今はまだ利用価値がある、というマイケルの判断で一同は行動を共にする。ケラーマンの手引きで列車に乗るとサラの父親が残した鍵の手がかりがあるシカゴを目指す。
重要な証拠を失った上に警察に囲まれ絶体絶命のマイケルたちは駆けつけたTV局のカメラマンを人質に逃走する。その後、カメラマンに自分達の告発映像を撮影させて解放しニュースで流すようにさせる。ニュースを見たサラは、その映像にメッセージに含まれる隠れたメッセージに気付く。
マホーンに騙しうちにされたマイケルとリンカーンだったが、ケラーマンの寝返りで間一髪命拾いする。そしてリンカーンの無罪を証明できる唯一の生証人ステッドマンが軟禁されている山荘へと向かう。
驚くべき知能と執念深さで追跡を続けるマホーンは、もはや二人の兄弟を捕らえることではなく殺すことを考えていた。そのため、わざと二人が逃げられるような罠を仕掛け、逃亡したところを追い詰めるが……。
「ボリショイ・ブーズ」で落ち合ったマイケルとスクレ。そこへリンカーンに連れられて父親のアルドがやってくるが、マイケルは父の突然の出現に激しい拒否反応を示す。父はマイケルをなだめ、リンカーンの無実を晴らす証拠はサラが持っていること、まもなくすべてが解決することを話すのだった。
無事に隠れ家で再会したリンカーンに父親は、組織と大統領の陰謀を暴く計画を話す。しかし、ここにも刺客がやって来て間一髪で難を逃れる。これ以上息子を危険な目に合わせられないと判断したリンカーンはLJを"組織"に預け、父とともにマイケルとの待ち合わせ場所へと向かう。
市民の通報からアリゾナで捕まったリンカーンとLJ。パトカーで連行される途中、謎の集団に襲われるが、彼らはリンカーンの父親の仲間でリンカーン親子を救出に来たのだった。一方、無事に再会を果たしたマイケルとサラだったが、そこにマホーン捜査官の追っ手が迫り……。
サラはマイケルから送られた"折り鶴"の暗号から待ち合わせ場所を推測し飛行機で向かう。先手を打つマホーン捜査官の執拗な追跡に対し、マイケルは思い切った行動に出る。直接電話してある取引を持ちかけるが、かえって逆上したマホーンは「近いうちに必ず会いに行く」と宣言する […]
ついに床下から500万ドルを掘り当てたマイケルたち。しかし、ティーバッグはまんまとマイケルたちをだまして金を持ち逃げする。父親の自殺で意気消沈して帰宅したサラは突然何者かに命を狙われる。からくも逃げおおせたサラは、頼れるのはマイケルだけと思い"折り鶴"に記され […]
電気工事を装い民家の車庫下を掘りおこしていると、女性警官がやってくる。うまくやり過ごすことができず人質として拘束してしまい、またしても計画に狂いが生じる。一方、サラは電話の様子がいつもと違っていた父親が気になり知事室に会いに行くが、その頃知事は書斎で首吊り死体となっていた。
トゥエレの町。ウェストモアランドから聞かされていた農場は整備された住宅地へと変貌していた。農場は消えても隠した金は残っているかも知れないと、もとの地図からある民家の車庫に目星を付けると工事を装って潜入する。
ユタへあと120kmと迫ったところで、マイケルとリンカーンは自分たちの死の演出が見破られたことを知る。トゥイーナー、Tバッグもそれぞれユタに到着、いよいよウェストモアランドの隠し金の埋まっている農場を目指すが……。
脱獄囚8人には莫大な懸賞金がかけられていた。それを知った元看守のベリックとギアリーはFBIとは別行動でマイケルたちを追跡、偽装死のトリックも見破り2人を拘束する。さらに詳細に調査したFBIのマホーンも彼らが生きていると確信する。
マイケルとリンカーンは逃走に使っている車をFBIにわざと探知させるとその車を橋から転落させ爆死を装う。思惑通りに現場に集まった捜査官を尻目に、兄弟はウェストモアランドの残した500万ドルを探しにユタへと旅立つ。
FBIがメキシコ、カナダの国境警備を固めたころ、マイケルはアブルッチ、スクレ、シーノートらに別れを告げていた。そして殺人罪の濡れ衣を着せられたリンカーンの息子LJを救うために裁判所へと向かうが……。
マイケル、リンカーン、スクレ、アブルッチ、シーノートの5人は予定していた脱出用の飛行機に乗りそこない、森の中をひたすら走っていた。そして走ってきた列車をうまく利用して追っ手を振り切ることに成功する。一方、フォックスリバー刑務所ではFBIのマホーン捜査官が記者会見を行い、指名手配の […]