ウィルは“レッド・ドラゴン”を殺害するために、ハンニバルを使って彼をおびき出す計画をたてる。ベデリアは警告するが、ウィルは危険を承知のうえで計画を実行する。そして、賽は投げられた・・・。
家族との絆を失いかけているウィルはベデリアのもとに通いだした。そこでウィルはハンニバルの自分への感情に気付かされる。FBIは“レッド・ドラゴン”をおびき出すため、チルトン博士の協力の元、ラウンズに誹謗中傷の記事を書かせる。しかし、罠を仕掛ける前にチルトン博士がレッド・ドラゴンに捕 […]
美術館で“レッド・ドラゴン”と遭遇したウィル。偶然の出会いは、ハンニバルによって仕組まれたものだった。獄中にいながらもハンニバルはウィルとフランシスの双方を巧みに操り、ウィルの大切な家族をも危険にさらす。アラーナはハンニバルと交渉し、“レッド・ドラゴン”の足がかりを掴もうと試みる […]
ハンニバルに弁護士を名乗って電話をかけてきたのは、フランシス・ダラハイドだった。彼女は「ハンニバルの大ファンで、あなたは自分の理解者である」と熱い思いを伝える。ベデリアと再会したウィルはハンニバルに会わないよう警告されるが、新たな捜査資料を持ってハンニバルに会いに行く・・・。
ハンニバルと再会したウィルは、事件の資料を渡し“専門家”としての意見を求めた。ハンニバルのアドバイスに基づき犯行現場の捜査をするウィルは、フレディ・ラウンズと偶然会う。ラウンズはウィルに“噛み付き魔”に対する推理を話したうえで、捜査協力を申し出る。その頃、ハンニバルのもとへ1本の […]
フランシス・ダラハイドという男は、ウィリアム・ブレイク作の水彩画「偉大なる赤き竜と太陽の衣をまとった女」の虜だった。彼は背中に偉大なる赤き竜のタトゥーを入れ、特別な義歯を手に入れる。3年後、穏やかな生活を送っていたウィルの元に、ジャックが捜査協力を求めに来る。“噛み付き魔”による […]
マスクラット・ファームに囚われたハンニバルとウィル。メイスンと対面した2人はそこで、彼の“計画”を告げられる。囚われの身の2人にとって、それは“食材”になることを意味していた。ウィルを救うため、アラーナは囚われのハンニバルに助けを求める。
闘いのあと、バルコニーから降ろされる死体を見ながら、ウィルとジャックは次の一手について話し合い、“フェル夫人”ことベデリアに会いに行くことにする。ベデリアは傷の癒えたハンニバルと袂を分かったあと、1人でウィルたちの訪問を受ける。
フィレンツェへ向かう列車の中で、ハンニバルと過ごした幼少時代について語る千代。なぜハンニバルがフィレンツェにいるとわかるのか尋ねた千代に、ウィルはウフィツィ美術館のポストカードを見せる。
復讐に燃えるフレデリック・チルトン博士は、ハンニバルの被害者の中での数少ない生き残りであるメイスン・ヴァージャーを訪ねるが、方向性の違いで話し合いは決裂する。重症から回復したアラーナ・ブルーム博士はハンニバルの家を訪ね、ウィルと再会。ウィルは「懐かしい友人に会いに来た」と語る。
パレルモから戻ったハンニバルはウィルと会ったことをベデリアに報告し、さらにウィルが次にハンニバルの故郷へ向かうだろうと推測する。ウィルは1人でリトアニアのレクター城へ向かい、ハンニバルの過去を知る人物“千代”と出会う。
ウィルはハンニバルを追い、記憶の宮殿の玄関であるイタリア・パレルモのノルマン礼拝堂に来ていた。そこにはハンニバルによって、ウィルの来訪を祝うかのようにある“芸術作品”が飾られていた。
惨たらしいあの出来事から数ヵ月後。ハンニバルはFBIの追跡を逃れ、フランス・パリからイタリア・フィレンツェへ。彼は“フィル博士”と名前を変え、博物館で過ごす日々を送っていた。しばしばギデオンと囲んだ食卓での皮肉めいた会話を思い出すハンニバル。