カナダで地形の測量をしていたチームが、山中で氷結している地球外生命体らしき物を確認した。報告を受けたモルダーは、さっそく行動を開始する。現地に飛んだモルダーが見たのは、何者かに銃撃され壊滅状態に陥ったチームと、かろうじて守り抜かれた氷中の標本だった。標本が本物であることを証明し、 […]
ある朝目覚めたモルダーは、全く見覚えのないモーテルの一室にいた。彼のシャツには血痕が付着しており、銃からは弾が2発発射されていたが、何があったのかモルダーは全く記憶がない。空白の2日間を埋めるため、スカリーの助けを求めたモルダーは、ある老夫婦の死体を発見。彼らは銃に撃たれて即死し […]
ワシントンのある地区で、3件の殺人事件が発生した。被害者がいずれも似たタイプの女性であること、殺害方法が同じこと、事件の発生場所が極めて限定されることから、警察は同一犯の連続殺人と見て捜査を開始した。モルダーは、殺人の直前、何かを訴えようとしている被害者の姿を幻視した人々がいるこ […]
ヴァージニア州にある宅急便配送センターの化粧室で、女性の変死事件が発生。しかし事件証拠は執勘な隠蔽工作によって、モルダーの前から次々と消し去られてしまう。体調が思わしくなく入院中のスカリーに代わって、モルダーはスキナー副長官に協力を求めた。一方、メリーランド州で蜂の研究者が変死し […]
"猿の赤ん坊、小さな町を侵略!"タブロイド紙は、ある町で起こった怪現象をそう書き立てた。その町では3ヵ月間に、唇部に尻尾の生えた新生児が5人も誕生しているというのである。新生児の遺伝子を調べたところ、同一の特徴が確認されたことから、父親が同一人物である可能性が […]
ある雨の夜、マサチューセッツエ科大学の研究生、メナンドが大学付近の路上でバスに礫かれて即死した。バスの運転手は一緒にいたニコルスがメナンドをバスの前に突き飛ばしたと証言した。殺人容疑で逮捕されたニコルスは、事故直前にメナンドとロ論していたことを認めたが、殺人は否認した。彼は、口論 […]
549便の墜落には、記録には残っていない第2、第3の機体が関係していた。うち一機は軍の戦闘機であることが確認された。戦闘機は第3の機体を撃墜するために付近の空軍基地から飛びたち、第3の機体を撃墜。549便はその巻き添えで墜落した可能性が高い。しかし空軍は第3の機体の存在を否定、墜 […]
乗客乗員134名を乗せた旅客機549便が、ニューヨーク州上空高度2万9干フィートを飛行中、なんらかのトラブルに遭遇し、墜落した。管制塔との交信記録と回収されたフライトレコーダーによれば、事故発生時間は午後7時52分であった。しかしモルダーは、事故現場で発見した乗客の時計が、いずれ […]
べトナム戦没者追悼式の日、軍の高官が公用車で移動中に射殺された。車から銃痕は発見されず、運転手からも硝煙反応は出なかった。しかも他に同乗者もなく、犯行現場は不可解な密室状態にあった。現場に残されていた唯一の証拠は骸骨と剣が印刷された"死のカード"だけである。F […]
ブルックリン地区ウィリアムズ・パークで、スーパーの店主が銃で撃たれ死亡した。人種偏見による事件が多い土地柄、被害者アイザック・ルリアがユダヤ人であること、店内から盗まれた物が監視ビデオだけであったことから、単純な強盗事件ではないと推測された。二日後、ビデオと共に若者の絞殺死体が発 […]
精密検査の結果、スカリーの副鼻腔付近に悪性の腫瘍が確認された。腫瘍は増殖を続ければやがて脳に達し、彼女の命を奪うだろう。病の原因と治療法を探るため、モルダーとスカリーはアレンタウンに向かう。そこは以前、スカリーがUFOにアブダクトされたと主張する女性たちと会った地だった。しかしか […]
フィラデルフィアで証券会社に勤めるエド・ジャースは妻との間に2人の子供をもうけていたが、離婚が確定して心が沈んでいた。彼ははずみで入ったタトゥー・パーラーで刺青を施す。その夜から、彼は幻聴に悩まされるようになった。ワシントンでは、強制的に有給休暇をとらされたモルダーが、スカリーに […]
病院へ患者を輸送する途中の救急車が交通事故を起こし、車両後部に乗っていた救急隊員と患者が死亡した。救急隊員のレナード・ベッツは、頭部と胴体が切断された状態で見つかり、死体は病院の救急処置室に安置された。だがその夜ベッツの遺体は消失。後、胴体は行方不明のまま頭部だけが医療廃棄物処理 […]
力リフォルニア州サンウォーキン・ヴァレーにはメキシコからの不法入国者が作る季節労働者の町があった。その付近の荒野で若い女性の変死事件が発生した。遺体の顔面には腐蝕したような痕があり、さらに彼女の死の直前に、付近一帯にはまぶしい閃光と共に黄色い雨が降ったという。迷信深い人々は、彼女 […]
以前モルダーが逮捕に協力した少女連続殺人犯、ジョン・リー・ローチは、被害者の服の心臓部分をハート型に切り抜く癖があった。ローチの自供によれば、彼が殺した少女は13人のはずだった。ところが新たに見つかった白骨死体は、ローチの被害者の特徴を持ちながらも、13人の少女に該当者が見当たら […]
モルダーが許可なく奪った外交郵袋の件で、スキナーは窮地に立たされた。スキナーにモルダーの行き先を間いつめられ、スカリーもモルダーを庇う限界を感じ始める。スキナーは重大な事実をつかんでいた。郵袋の届け先はウイルス学の権威であるカーンセイヤ博士で、つい最近事故死していたのだ。郵袋の運 […]
極右テロ組織の情報を得たモルダーたちは、逮捕に成功。一派の中には行方不明だったクライチェックの姿があった。クライチェックから情報を得て、モルダーたちは空港に向かう。押収したのはある男によって外交郵袋でロシアに持ち込まれようとしていた岩石の破片だった。NASAの研究室で分析した結果 […]
モルダーとスカリーはローン・ガンメンのオフィスを訪れていた。フロヒックが肺ガン男の過去を突き止めたというのだ。彼らの会話を向かいのビルの空部屋で盗聴する肺ガン男。彼は狙撃の準備を整え、オフィスの玄関に狙いを定めていた。かつてケネディ大統領、キング牧師の暗殺に関わり、今ではスーパー […]
病院の美容外科で、手術中に外科医が患者を惨殺する事件が起こった。スカリーは、過密な医療スケジュールと睡眠薬の過剰な服用が原因だと判断。モルダーは殺人現場に奇妙な印が残されているのに注目した。それは次の犠牲者の体からも見つかった。また2つの事件に関わった医師たちは、同じ睡眠薬を服用 […]
力ルト教団「七つ星寺院」で、児童虐待と銃器の不法所持が行なわれているとの内部告発の電話があった。密告者は男性の声で"シドニー"と名乗った。FBIは寺院本部の強制調査に踏砂切ったが、教祖のエペソを告発するに足る証拠は発見できなかった。しかも教団にはシドニーに該当 […]
ミシガン州で一組の男女が襲われ、男性は死亡、女性は行方不明となる。失踪の直前、女性は薬局でパスポート用の写真を撮影していた。薬局の主人は、笑顔を撮影したのに、できあがった写真には撮影の時と似ても似つかない恐怖に歪んだ顔が写っていることに驚く。やがて女性は保護されたが、前頭葉白質を […]
フィラデルフィアで、3ヶ月間に4人の黒人男性が失踪。発見された遺体は髪、肌、瞳の色が脱色し、白人のようになっていた。外傷がなく所持品も持ち去られていないことから、CDC(防疫センター)は致死性の未知の病原体に冒され、死亡したものと推測。専門家として意見を求められたスカリーが事件を […]
とある田舎町で、空き地で草野球をしていた子供たちが、土に埋まった奇怪な嬰児の遺体を発見した。解剖の結果、嬰児はいくつもの先天性遺伝病を抱えていたものの死産ではなかったことが判明する。両親による嬰児殺害及び死体遺棄事件と見たモルダーたちは、捜査を開始した。嬰児の両親を探すため、モル […]
バウンティ・ハンターに追われるジェレマイア・スミスを助けたモルダーは、スミスから重大なことを聞く。米国政府が恐るべき"覇権"加計画を進めているというのだ。スミスの案内でカナダの秘密農場を訪れたモルダーは、そこでクローン生成された少年少女たちが働かされているのを […]